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ハイブリッドクラウド運用管理SaaS「Vistara」、アイネットとVistaNetが提供

Vistaraの管理画面

 株式会社アイネットとVistaNet株式会社は12日、ハイブリッドクラウド環境のIT運用を可視化するクラウド運用管理サービス「Vistara」の国内販売について協業を発表した。

 VistaNetは米国シリコンバレーと日本の企業家が1月に設立した企業で、米VsitaraITのIT・クラウド運用管理サービスであるVistaraの総販売代理店として、7月からサービス提供を開始すべく準備を進めている。

 Vistaraは、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドが混在したハイブリッドクラウド環境を運用管理できるSaaS型サービスで、幅広いベンダーや技術をサポートする点や、監視・管理・設定・自動化・アラート処理・インシデント対応といったITライフサイクルをワンストップに管理できる点などが特長。

 今回、アイネットと協業することで、アイネットが保有する国内データセンター内にVistaraのサービス基盤を構築し、7月よりSaaSとして提供する。

 アイネットはVistaNetに技術支援を行うほか、Vistaraの代理店として、同社クラウドサービスの付加価値創出を目指す。Vistaraサービス基盤上で提供する企業向けの新たなクラウドサービスについても、共同で企画・開発を進める方針。

川島 弘之