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KS-SOL、30ユーザーから利用可能なDaaS

 関電システムソリューションズ株式会社(以下、KS-SOL)は7日、小規模からでも導入できるクラウド型デスクトップサービス「KS-SOL仮想デスクトップサービス」を発表した。7月から提供開始する。

 「KS-SOL仮想デスクトップサービス」は、30ユーザーから導入可能なDaaS。KS-SOLのクラウド基盤上に仮想デスクトップ(VDI)環境を用意し、ユーザーはネットワーク経由でこの環境を利用する。

 初期費用がかからないほか、月額課金で小規模から利用できる点が特徴で、端末はPCだけでなく、タブレットやスマートフォンといったスマートデバイスにも対応。ユーザー企業の環境と要望をヒアリングし、それに合わせた最適なトライアル環境を提供するため、実際にサービスを試した上で契約可能とのこと。

 また、KS-SOLならびにグループにおいて、海外拠点を含む合計1000台規模の先行運用実績があるほか、バックアップサービスや24時間365日の問い合わせサービスも標準で対応するので、安心して利用できるとしている。

 なお、KS-SOLのデータセンターサービスを利用中の企業向けに、費用を値引きする「DCセット割」も用意された。

 料金はボリュームディスカウントが提供されるが、例として30ユーザーの場合で、1ユーザーあたり月額4800円(税別)から、DCセット割では1ユーザーあたり月額4300円(税別)から。OSの費用や運用サポートなどの費用は含まれておらず、希望する場合は別途有償オプションとして提供される。

石井 一志