CTC、インフォマティカ製品によるデータ統合のワンストップサービス

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）は2日、データ統合ソリューションの提供を開始した。

　インフォマティカと販売代理店契約を締結し、データ連携・統合を実現するETLツール「Informatica PowerCenter（以下、PowerCenter）」、データ品質管理を行う「Informatica Data Quality（以下、Data Quality）」、マスタデータの統合管理を実現する「Informatica Master Data Management（以下、Informatica MDM）」を中心に、企業のデータ統合マネジメントを支援するためのソフト製品群の販売、導入に伴う技術支援やアプリ開発、保守サポートなどを包括的に提供する。

　昨今、データの急増とそれを蓄積・処理するためのIT機器の低価格・高性能化を背景に、さまざまな企業でビッグデータの活用が始まっている。データは複数の業務システムに存在し、データの保管場所や補zんする際のフォーマット、精度はシステムごとに異なる。データ活用に際しては、まず企業内に散在しているさまざまな種類・フォーマットのデータを活用できる形に整備・統合することが必要となる。

　CTCは、大量の顧客情報や販売データを取り扱い、情報分析のためのデータ統合ニーズが高い流通業や金融業、製造業、通信業などに新ソリューションを提供し、3年間で6億円の販売を目指す。