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Imperva、AWS/SharePointのデータも保護する「SecureSphere」新版

 株式会社Imperva Japanは30日、データセキュリティ製品「SecureSphere」の最新版(バージョン10.5)を発売した。

 SecureSphereは、データベース、ファイル、Webアプリを保護するためのセキュリティプラットフォーム。物理・仮想環境に格納されているデータベースやファイル内のデータを保護し、Webアプリを狙う攻撃を防御する。特権ユーザーを含むすべてのユーザー権限をレビュー、アクセス制御、データ使用状況の監視を行う。

 新版では、AWS上のアプリを保護するためのWebアプリファイアウォール(WAF)「SecureSphere WAF for AWS」を用意。AWS上でネイティブ動作し、AWS上のアプリと同様に自動スケーリングが可能という。

 「SecureSphere for SharePoint」も用意し、ビジネスポリシーに基づいて、SharePointファイルに対するアクセスをリアルタイムで保護できるようにした。Access Control List(ACL)やほかの既存ソリューションと異なり、SecureSphereでは、データがダウンロードされた頻度、時刻、送信元IPなどの条件の組み合わせでアクセス制御するのが特長という。

川島 弘之