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Hadoopプラットフォーム新版「Cloudera Enterprise 5」、一般提供開始

 米Clouderaは2日(米国時間)、エンタープライズ向けのHadoopプラットフォーム新版「Cloudera Enterprise 5」の一般向け提供を開始したと発表した。

 Cloudera Enterpriseは、企業向けHadoopディストリビューション「Cloudera's Distribution Including Apache Hadoop(CDH) 5」をベースに、サポートサービス・管理ツールなどをセットにしたパッケージ。Hadoop 2およびYARNを含む最新のオープンソースをサポートするほか、APIとSDK、NFSサポートとパートナーエコシステムにより、既存のテクノロジー基盤と連携できるように設計されているとのこと。

 また、Enterprise Data Hub向けの次世代プラットフォームとして利用できるのも特徴という。Enterprise Data Hubは、多様な形態のデータをフォーマットに関係なく単一のシステムに保存し、管理する技術を実装したソリューション。HadoopをコアとするCloudera Enterprise 5によって、Enterprise Data Hubには、すべてのデータをそのままの形で単一のプラットフォームに蓄積し、企業のさまざまなワークロードで処理および分析できるようになり、企業向けの実用的な経済性と技術を備えたとのこと。

石井 一志