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大塚商会、サービス業界の商習慣に対応したプロジェクト管理ソリューション

 株式会社大塚商会は25日、サービス業向けのプロジェクト管理ソリューションを3月28日より提供開始すると発表した。業界特有の商習慣に対応したテンプレートを利用し、さまざまなメリットを提供するという。

 このソリューションは、新たに開発した、広告・SI・コンサルティング業界に特化したテンプレート「Project Director」と、中堅・中小企業向け販売管理システム「SMILE BS 2nd Edition 販売」を組み合わせたもの。フルスクラッチでの構築と比べて、約半分の期間とコストでシステムを構築できるのが特徴という。

 機能面では、案件全体の進ちょくや収支状況をリアルタイムに把握できるコックピット画面(案件ポータル)により、手配漏れや納期遅れを未然に防ぐことが可能。また、案件・プロジェクトの収支に関する当初予定と、進ちょく中の着地見込み、終了後の最終結果をモニタリングすることで、プロジェクト収支の改善も期待できる。

 加えて、プロジェクト、案件、売上明細、部門、得意先など、さまざまな角度から売上や利益の実績・予測を把握可能。さらに、「SMILE BS 2nd Editionシリーズ」に共通したプラットフォームにより、管理したい独自項目の追加や、実務に合わせた帳票レイアウトの設定など、柔軟性・拡張性の高い運用をサポートするとした。

 このほか、「eValue NS 2nd Edition ワークフロー」と連携すれば、各種伝票の登録を、上長の承認を得てから進めるようにすることも可能で、入力ミスや改ざん、権限を越えた処理を防止し、安全・正確・透明性を高められる。

 価格は、「SMILE BS 2nd Edition 販売 スタンダードモデル」と「Project Director」のセットで340万円から。また「Project Director ワークフロー連携オプション」が50万円。

石井 一志