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ジャパンシステム、自社利用のノウハウを生かした「Biz∫」の導入・構築支援サービス

 ジャパンシステム株式会社は13日、株式会社NTTデータビズインテグラルと、同社の販売するERPパッケージ、「Biz∫(ビズインテグラル)」に関する正規パートナー契約を締結したと発表した。これに伴い、「Biz∫」の導入コンサルティングおよび構築支援サービスを提供開始する。

 「Biz∫」は、Webアプリケーションフレームワークである「intra-mart」をベースに開発された、国産のERPパッケージ。会計、販売、人事などの基幹系業務から、グループウェアやBI(ビジネスインテリジェンス)などの情報系まで、さまざまなアプリケーションがラインアップされている。

 一方ジャパンシステムでは、NTTデータグループ各社との長年にわたるパートナーシップ、および「intra-mart」の開発パートナーとしての実績を背景として、この中から「Biz∫会計」「Biz∫販売」と、IT業界特有のプロジェクト単位での収支管理を実現する「Biz∫ITテンプレート」を自社導入し、ノウハウを蓄積してきた。

 今回は、その実績を生かして、「Biz∫」の導入コンサルティングと構築支援サービスを提供する考え。特に「Biz∫ITテンプレート」は、先行導入ユーザーとしての自社実績を最大限に活用し、IT企業のほか、プロジェクト推進型のビジネスを展開する建設、重工業企業なども視野に入れ、積極的に展開するとのこと。

 同社ではこうした活動により、2016年までの3年間で8億円の売り上げを見込んでいる。

石井 一志