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ターボリナックス、OS部分を切り離したインターネットサーバー管理ソフト新版

 ターボリナックス株式会社は25日、インターネットサーバー構築・管理ソフト「Turbolinux Appliance Server(TLAS)」の新版、「同 4.0」を3月13日より販売開始すると発表した。価格は11万8000円(税別)。

 「TLAS」は、Sun Cobalt互換のオープンソース管理ツール「BlueQuartz」をベースとして開発されている、インターネットサーバー構築・管理ソフト。これを用いると、Webやメール、DNSなどのインターネット系サーバーを構築し、その設定・管理をWebブラウザのGUIから一元的に行える。

 従来は、Turbolinux 11 Server上に構築されていたが、今回の新版ではベースのOS部分が切り離され、Red Hat Enterprise LinuxやCentOS上で利用できるようになった。これらのOS上でスクリプトを実行するだけの簡単な操作で、TLAS環境を構築できるという。

 また、セキュリティパッチなどのアップデートやアプリケーションの管理を容易にするパッケージ管理ツール「ソフトウェア更新」、システムを常時監視する「アクティブモニタ」など、運用管理を支援するツールも搭載している。

 GUIは、直感的な操作性が評価されていたという、従来のTLASのものを踏襲。Web管理ツールにより、プラットフォームの専門知識を持たなくても、サーバーのユーザー管理やメールの設定、セキュリティアップデートなどを行えるとのこと。

石井 一志