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レノボ、初のシンクライアント専用端末「ThinkCentre M32」

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は25日、同社としては初のシンクライアント専用機となる「ThinkCentre M32」を発表した。

 「ThinkCentre M32」は、220×170×55mm(高さ×奥行き×幅)の省スペース型シンクライアント端末。Windows Embedded Standard 7モデルと、Linuxベースの「LeTOS(Lenovo Terminal Operating System)」モデルの2つが用意され、いずれもCPUにはCeleron 847(デュアルコア、1.1GHz)を採用した。

 メモリは4GBで、ストレージはSSD(LeTOSモデルは1GB、Windowsモデルは8GB/16GB)を搭載する。インターフェイスは、USB 2.0だけでなくシリアルポートやパラレルポートなどを持ち、ディスプレイ関連も、アナログポートとDisplayPortを備えている。

 また、さまざまなシンクライアント環境に対応するため、VMware Horizon View Client v5.1のほか、Citrix HDX、RDP(Remote Desktop Protocol)とICA(Independent Computing Architecture)の各ソフトウェアを搭載する。

石井 一志