マクニカネットワークス、マカフィーの標的型攻撃対策製品を提供

　マクニカネットワークス株式会社は20日、マカフィーの標的型攻撃対策アプライアンス「McAfee Advanced Threat Defense」を提供開始すると発表した。

　「McAfee Advanced Threat Defense」は、アンチウイルスシグネチャやファイルレピュテーション、エミュレーション、サンドボックスなどの検知技術を組み合わせて、高度化・秘匿化されたマルウェアへの対策を行うアプライアンス。IPS/IDSやWebゲートウェイなど、ほかのマカフィー製品とのシームレスな連携に対応するため、マルウェア検知だけではなく、リアルタイムでの不正通信防御などを含めた、包括的な対策も実現できるという。

　既知・未知のマルウェア検知はもちろん、部分的な対策の積み重ねから生まれてしまったセキュリティレベルの不整合も、セキュリティ製品の統合により解決可能。また、包括的な脅威への対策による運用負荷およびコストの低減が見込めるほか、プロアクティブなセキュリティ対策の検討・計画・実行に集中することで、再発防止策の十分な検討が可能になるとしている。

　なおマクニカネットワークスでは、マカフィー製品に精通した専任エンジニアによる仕様確認、事前検証、構築支援、運用トレーニングなど、さまざまな支援メニューと運用後のテクニカルサポートも提供し、ユーザー企業をトータルに支援するとのことだ。