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日立Sol、スマートデバイス対応の電子帳票システム「活文 ReportMission」新版
(2014/2/13 13:30)
株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は13日、電子帳票システム「活文 ReportMission」の新版を、3月10日から販売開始すると発表した。スマートデバイスに対応したため、社内だけではなく、社外からも電子帳票システムの帳票を容易に参照できるようになったという。
「活文 ReportMission」は、帳票の仕分けから保管、廃棄までの帳票運用を自動化する電子帳票システム。さまざまな検索機能やデータ抽出などによって、帳票の利用を効率化できるほか、帳票からの情報漏えいを防止するセキュリティ機能も備えているという。また、基幹システムからの出力帳票と既存ファイルサーバー上の業務文書の統合管理を実現するとのこと。
今回の新版では、帳票をスマートデバイスから参照できるようにしたため、紙へ印刷したり、専用のモバイル端末を用意したりすることなく、社外から帳票の参照・検索を行えるようになった。
これにより、例えば流通業の店舗において、在庫管理表や納品一覧表、売上表などをスマートデバイスから閲覧しながら作業したり、製造業の工場でスマートデバイスを使って作業指示書の確認したり、といった利用が可能になるため、業務効率の向上やペーパーレス化によるコスト削減が見込めるとのこと。
さらに、日立ソリューションズの「モバイルプリントソリューション」と組み合わせれば、スマートデバイスから、複合機やモバイルプリンタなどWindows対応プリンタへの帳票印刷を行える。
対応するスマートデバイスのOSは、iOSとWindows 8。
価格は、最小構成の「活文 ReportMission/REV/OSE 10クライアント同時接続ライセンス」が160万円(税別)から、スマートデバイスからの帳票参照に必要な「活文 ReportMission/REV-WAO WEBオプション」は50万円(税別)から。提供開始は5月16日を予定している。