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柏の葉で電子母子健康手帳サービス実証事業、柏市と9社で
(2014/2/7 10:22)
柏市と9社が参加するコンソーシアムが、妊産婦や子育て世代をターゲットとした電子母子健康手帳サービスおよび妊産婦への健康支援サービスの実証事業を、柏の葉スマートシティ(千葉県柏市・柏の葉キャンパス地域)において1月29日より開始した。
参加企業・団体はエムティーアイ、国際情報ネット、ストリートメディア、スマートシティ企画、日本HP、三井不動産、メディシンク、ユーシーテクノロジ、国際航業、および柏市。
電子母子健康手帳サービスは、妊娠・育児中の母親をサポートするスマートフォンを使ったサービス。母子健康手帳にucodeタグを添付、スマホアプリ「hahaco柏」を活用し、母親の身体の状態、赤ちゃんの成長をいつでもどこでも簡単に記録できる。予防接種記録や定期健診記録も管理できる。行政保有・民間保有データの活用や、オンラインで柏市の保健師・栄養士からアドバイスを受けることも可能だ。
妊産婦への健康支援サービスでは、常に身に着けられる型のライフレコーダー(髪留め型活動量計やリストバンド型活動量計など)を利用し、ライフログを収集。スマホアプリで簡単に日々のライフログ(生活行動記録)や健康状態・体調変化の状況を簡単に把握できるという。
利用者は1つの共通IDで両サービスを利用。両サービスのデータは総合Webサイト「柏の葉マイポータル」で可視化。同ポータルで実施されている、健康増進・地域活性化につながる活動をした際に付与される地域ポイント制度「柏の葉ポイント」の獲得情報や行政発信情報なども一元的に確認できる。
これらの健康支援サービスは「柏の葉スマートシティ」の主要プログラムとして発展させるため、まずは約1カ月間の実証事業として住民から参加モニターを募り、サービス利用を通じた公民学での総合健康支援サービスとして有効性を検証する。