アシスト、Windows 8タブレットを安全に利用できるようにする「スマートセキュリティSuite」

　株式会社アシストは6日、Windows 8タブレット向けのセキュリティソリューション「スマートセキュリティSuite」を、同日より販売開始すると発表した。

　「スマートセキュリティSuite」は、タブレット導入時に必要不可欠な資産管理から、端末の暗号化、Windows 8タブレット特有のリスク対策までを、サーバーレスで行えるセキュリティソリューション。情報漏えい対策製品「秘文」とモバイルデバイス管理（MDM）製品「Optimal Biz for Mobile」、およびエンドユーザーでもセキュリティ対策を実施できる「実装キット」などを組み合わせて提供する。

　具体的には、端末のログオン時とスリープモード解除時に2段階認証を行うようにするほか、内蔵ドライブやSDカードなどの外部メディアを暗号化し、データの保護を図る。また、クラウドストレージのSkyDriveへデータをアップロードする場合に、データを自動暗号化して保護する機能も備えた。クラウド上のファイルは、アカウントにひも付くアクセス制御により、企業やプロジェクトごとの機密性を確保しながら共有できるという。

　さらに、万一、端末が盗難・紛失した際には、Webブラウザベースの管理コンソールから簡単な操作で端末をリモートロック可能。外出先でのWiFi接続を制限したり、端末上の不正なアプリケーション利用を制限したり、各端末のインベントリ情報を自動収集して、脆弱性を早期発見したり、といった機能も備えている。

　価格は、端末1台あたり年額9800円（税別）。インストール後30日間無償で利用できるトライアル版も用意する。