ニュース

ドコモ・ベンチャーズ、マイクロソフト、ベネッセ共同で“教育×ICT”活性化へ

起業家支援イベント「EdTech Camp」を開催

 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、日本マイクロソフト株式会社(以下、マイクロソフト)、株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)の3社は6日、教育×ICT市場(EdTech)活性化を支援すると発表した。教育分野でICTを活用した、新製品・サービスが生み出される環境作りに努めることで活性化を図る。

 昨今、スマートデバイスやクラウドの急速な普及に伴い、教育の在り方が変わりつつある。これまでも3社は、教育分野においてICTを活用した取り組みをそれぞれに進めてきた。今回の連携により、各社の取り組みでは難しい異業種へのアプローチや、新ビジネスの可能性を持つユニークなサービスの発掘を促進し、サービス事業化を支援する。

 小中高校生向けを中心とした狭義の教育(Education)だけでなく、生涯学習を含むラーニング(Learning)が対象。各社パートナー企業とも連携し、ソーシャルゲーム、スマホアプリ、業務システム、デバイス開発など、教育での活用・発展が期待される分野からの起業を促すことで、教育への最新技術の応用を進める考え。

 その一環として、2月8日より「EdTech Camp」を3社共同で開催する。より多くの人に“EdTechの可能性”を体感してもらい、中長期的に起業家と利用者を開拓することを目的としたもので、EdTechイノベーターへの表彰、アイデアを刺激する催しなどを予定する。

 参加対象は、企業に興味を持つ人(個人、グループ、法人、NPO、学校、自治体など問わず)。参加人数は1回あたり80名。

 開催スケジュールは以下の通り。

・2014年2月8日:EdTech Camp Kick off:デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス
・2014年2月19日:EdTech×Space:NTTドコモ・ベンチャーズアーク森ビル 31階
・2014年3月31日:EdTech×Physical:東京都内
・2014年4月26日:EdTech×Creative Learning:東京都内
・2014年5月29日:EdTech Camp Award:東京都内
・運営事務局:デジタルハリウッド大学

川島 弘之