ニュース

大塚商会とサイオス、複合機からの情報漏えいを抑止するソリューション

 株式会社大塚商会とサイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は、複合機からの情報漏えいを抑止するための「画像ログ取得ソリューション」を、3月中旬より提供開始する。

 「画像ログ取得ソリューション」は、リコー製の複合機に、サイオスと大塚商会が開発した画像ログ取得ソフト「Logキャプチャ」をすることで、「いつ、だれが、どの文書に対して、どのような操作をしたのか」などの情報とあわせ、操作の対象となった文書を画像データとして保存するソリューション。万一の情報漏えいなどが発生した場合でも、流出経路などを確認する際の重要な手がかりになるほか、導入の周知により、複合機を通じた情報漏えいの事前抑止効果が見込めるという。

 また、「Logキャプチャ」の価格自体は1万円(税別、設定指導料と保守料は別途)と安価なため、中小企業でも導入しやすいのも特徴とのこと。対象となるのは、リコー製の「RICOH MP Cシリーズ」で、複合機に拡張データ変換ボードが搭載されている必要がある。

 大塚商会では、導入支援や保守などのサービスとともに販売する考えで、初年度5000本の販売を目標としている。

石井 一志