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フュージョンズとYDC、クラウド型経営管理ソリューション分野で協業

 株式会社フュージョンズと株式会社ワイ・ディ・シーは(YDC)は29日、フュージョンズの経営管理ソリューションの販売、および関連ソリューションの開発で協業すると発表した。

 フュージョンズが開発・販売している「fusion_place」は、リアルタイム多次元データベースを核とした予算編成・実績管理業務の支援システムで、Amazon Web Services(AWS)のクラウドサービスを基盤に利用する。

 この多次元データベースは、リアルタイムで更新/集計を行えるほか、複数バージョンのデータを保持することができるので、基幹システムのデータを取り込んで提供するだけでなく、データ修正と確認の繰り返しを伴う予算編成や決算予測などの業務にも適しているのが特徴という。

 フュージョンズでは今後も、こうした特徴を持つfusion_placeの機能を強化するとともに、経営管理ソリューションの市場開拓を推進する考え。一方YDCでは、実績を持つ製造業などさまざまな業種に向けて、fusion_placeを活用した予算編成業務をはじめ、販売計画業務などの多様なソリューションを提供するとしている。

石井 一志