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NEC、Xeon E5-2400 v2採用のサーバー7製品
2ソケットモデルを中心にラック型やモジュラー型など提供
(2014/1/16 15:09)
日本電気株式会社(NEC)は16日、x86サーバー「Express5800ファミリ」のラインアップに、最新CPUであるXeon E5-2400 v2ファミリ(開発コード名:Ivy Bridge-EN)を採用したサーバー7製品を追加すると発表した。
Xeon E5-2400 v2ファミリは、主に2ソケットのサーバー/ワークステーション向けに提供されるCPUで、Xeon E5-2600 v2ファミリの廉価版に位置付けられる製品。既存のXeon E5-2400ファミリの後継にあたり、10コア(20スレッド)のXeon E5-2470 v2(2.4GHz)などがラインアップされている。
今回提供されるサーバー新モデルでは、これらの最新CPUの採用により、従来比最大20%の性能向上を実現したとのことで、ラック型、タワー型、モジュラー型、ブレード型の各形態で新製品が用意された。
2ソケットのラック型としては、1Uサイズの「Express5800/R120e-1E」と2Uサイズの「Express5800/R120e-2E」を提供する。電力効率の最高基準となる80 PLUS Titanium電源の採用により、負荷時電力を従来比最大12%、待機時電力を最大7%削減したという。価格はそれぞれ、32万7000円(税別)から、36万7000円(税別)から。
このほかラック型では、1Uサイズの1ソケットモデル「Express5800/R110e-1M」も提供される。価格は29万9000円(税別)から。
2ソケットのモジュラー型サーバー「Express5800/E120e-M」では、最新のRAIDコントローラを採用。サーバー内のデータ転送速度を従来比で最大1.7倍に向上させたことで、多数の端末からの細かな要求に応えるWebサーバーやデータベースサーバーとして高いレスポンスを実現するという。さらに、PCIスロットへ装着するオプションとして、InfiniBandや10GBASE-Tのカードを用意し、システム全体の性能向上に貢献するとのこと。価格は25万4000円(税別)から。