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帳票作成からのFAX自動送信、富士通とインターコムが新ソリューション

 株式会社インターコムは14日、富士通株式会社と協業し、両社製品を連携させた新しい帳票運用ソリューションの提供を開始した。

 インターコムのFAXサーバーソフト「まいと~く FAX Server 7」「まいと~く FAX Center」(以下、まいと~くFAX)と富士通の帳票設計・生成ソフト「FUJITSU Software Interstage List Creator」(以下、Interstage List Creator)を連携。

 基幹システムで処理された情報を基にInterstage List Creatorで作成した帳票をまいと~くFAXに受け渡すことで、取引先や支店・営業所などへの自動FAX送信を実現する。帳票作成後、すぐにFAX送信が自動で行われるため、手作業によるタイムロスや送信ミスをなくし、すばやく確実な情報伝達が可能となる。また、作成された帳票を一度紙に出力してFAX機で送信する必要がなくなり、ペーパーレス化も実現する。

システム構成

 インターコムは「ネットやメールが普及した今日でも、企業間取引に欠かせない見積書・受発注書などの伝票の受け渡しにはいまだFAXを利用する企業が少なくない。特に製造業や流通業など日々多量の取引を行う企業には、手作業で行っていた帳票FAX送信業務のシステム化に根強いニーズがある。今回のソリューションでニーズを的確にとらえ、帳票運用およびFAX送信業務の効率化・ペーパーレス化を各企業に提案する」としている。

川島 弘之