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NECと三菱商事、情報セキュリティサービスの合弁事業を2月より

 日本電気株式会社(NEC)、株式会社インフォセック、三菱商事株式会社の3社は25日、三菱商事が100%出資しているインフォセックの株式60%をNECが取得し、2014年2月よりNECと三菱商事による共同経営体制とすることに合意した。

 インフォセックは、セキュリティマネジメントコンサルティング、セキュアテクノロジーコンサルティング、セキュリティシステム構築、マネージドセキュリティサービス事業などを展開する、三菱商事の100%子会社。

 今回、NECが同社の株式のうち60%を取得することに合意。NECと三菱商事は、今後成長が期待されるサイバーセキュリティサービス分野を強化することで、インフォセックのサービスの両輪であるコンサルティングとシステムソリューションを充実させ、日本を代表する情報セキュリティ事業会社へと成長させることを目指すとする。

 具体的に、インフォセックの保有する「セキュリティコンサルタント・エンジニア」、三菱商事の持つ「事業マネジメント力とグローバルな情報収集力」、官公庁などへのセキュリティソリューション提供で培ってきたNEC「プロジェクトマネジメント力とセキュリティ専門組織(サイバーセキュリティファクトリー)の最新ノウハウ」を融合することで、インフォセックの技術・機能のさらなる強化を図る。

川島 弘之