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エーティーワークス、OSSを利用した「レンタルプライベートクラウド」を提供

 株式会社エーティーワークスは、KVMと分散ストレージで構成されたプライベートクラウド基盤「レンタルプライベートクラウド」を、2014年1月より提供開始すると発表した。

 「レンタルプライベートクラウド」は、エーティーワークスのデータセンター内に顧客企業専用の仮想化基盤を用意し、その企業が自由に仮想環境を構築・管理できるようにするプライベートクラウドサービス。オープンソースを活用してコストを抑えているほか、同社が開発したコントロールパネルをあわせて提供するため、仮想サーバーの作成やサーバーの操作を、GUIから容易に実行できるという。また、このコントロールパネルでは、CPUやメモリ利用率の監視なども行えるとのこと。

 ネットワークは、インターネット、VPN、専用線接続、コロケーション接続など、さまざまな環境に対応し、要件に応じて接続可能。また、他社のパブリッククラウドとの連携にも対応する。

 なおエーティーワークスでは、サービスの発売を記念したキャンペーンも開始する。2014年3月末までに申し込み、同日までに利用開始した場合、専用物理サーバー(5台、CPUコア数:10、メモリ容量:20GB)、ストレージ容量(物理容量:1.5TB、実効容量:500GB)の構成で、初期費用を無料にするほか、通常は月額9万円(税別)の利用料を、最大12カ月は月額5万円(税別)にて提供するとのこと。別途、ネットワークの利用料は発生する。

石井 一志