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住電情報、サイト内検索SaaS「QS Rainbow」の検索機能を強化

 住友電工情報システム株式会社(住電情報)は11日、SaaS型のサイト内検索サービス「QS Rainbow」において、新機能を追加すると発表した。

 QS Rainbowは、インターネットで公開している自社Webサイト上に検索窓を追加し、簡単に自社Webサイト内コンテンツを全文検索(完全一致・自然文の切り替え)できるクラウドサービス。住友電工の検索ソリューション「QuickSolution」をSaaSとして提供するもので、Webサイトを自社で管理・運営している企業がこれを利用すると、新たにシステムを構築することなく、サイトに検索窓を追加することができる。

 今回はまず、一般文書などでよく利用される用語、約18万1000語を収録したシソーラス基本語辞書を標準バンドルした。これにより、検索キーワードの同義語を含めた幅広い検索を行えるので、検索時の見落としを防げるという。

 また検索の際に、入力したキーワードと関連があると思われる検索キーワードを、検索窓の下に並べて表示する機能が追加された。表示された関連キーワードをクリックすると、簡単に絞り込みを行える。さらに、検索キーワードを入力中、そのキーワードの検索候補が検索窓に表示されるサジェスト機能も提供されるとのこと。

 なお、これらの新機能は、管理者画面で「利用する」「利用しない」を選択できる。

 QS Rainbowの価格は、初期費用が5万円(税別)、月額費用が、検索対象が1万ページまでの場合で3万円(税別)、5万ページまでの場合で5万円(税別)。なお、5万ページまでの場合では、グループ検索機能が標準で利用できる。

石井 一志