eマーケティングのオプト、ビッグデータ研究開発の専任組織を新設

　株式会社オプトは、ビッグデータに関する統計解析や処理技術を研究開発する専任組織「OPT Data Science Lab」を12月1日、新設した。

　OPT Data Science Labでは、オプトグループが提供するeマーケティングサービスに関するデータ分析技術の研究開発を行い、サービスレベルを向上させるとともに、グループ内外のデータやマーケティング領域外のデータ分析技術を積極活用し、新たなサービスの創出を目指す。また、産学・産産連携やオープンイノベーションの積極活用により技術力を強化する。

　昨今、インターネットから実店舗まで、顧客とのあらゆる接触機会において、膨大なデータが生成されており、市場ではビッグデータを活用した効果的なマーケティング施策が求められている。

　eマーケティングサービスを提供するオプトグループは、eマーケティング効果測定システム「ADPLAN」や、データエクスチェンジプラットフォーム「Xrost」などのデータ管理ツールを提供している。これらの事業活動を背景に、1.4億ユニークブラウザのWeb行動データ、10万人のアクセスログデータ、Twitterの全ツイートデータ、Tポイント会員データなど、大量のデータへアクセスが可能となっている。

　こうした強みをさらに強化すべく、OPT Data Science Labでは、多種多様なビッグデータ活用のノウハウ蓄積、および実践的な分析技術の研究開発を継続的に行うことで、顧客に高度なマーケティングソリューションを提供することを目的とする。

　研究領域は「分類・予測技術」「自然言語処理技術」「可視化技術」「データ統合技術」「大規模データ処理技術」「分析品質維持技術」「オープンイノベーション」。