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ニフティ、スマホアプリビジネス特化型の総合プラットフォームを展開

「ニフティクラウド mobile backend」で他社サービス連携強化

 ニフティ株式会社は29日、スマートフォンアプリ開発に特化したクラウドサービス「ニフティクラウド mobile backend」で他社サービスとの連携を強化し、アプリビジネスにおける開発・マーケティング・マネタイズまで一貫して支援する、スマホアプリビジネス特化型の総合プラットフォームとして展開すると発表した。

「スマートフォンアプリビジネス特化型の総合プラットフォーム」全体イメージ

 ニフティクラウド mobile backendは、「会員管理・認証」「プッシュ通知」などスマホアプリで共通して必要となるサーバーサイドの機能を、API・SDKを用いてクラウドで提供する「mobile Backend as a Service(mBaaS)」。多様なサーバーサイド機能を簡単に実装でき、アプリ開発者はクライアントサイドの開発に専念できる。

 今回の発表では、他社サービスとの連携を強化。第一弾として、アシアルが提供するアプリ開発プラットフォーム「Monaca」と連携する。Monacaは、HTML5とJavaScriptを使用して、Android/iOS/Windows 8の複数プラットフォームに対応したネイティブアプリを同時に開発できる開発環境。ニフティクラウド mobile backendと連携することで、スマホアプリのクライアントサイドとサーバーサイドの開発を一貫して行えるため、より効率的なアプリ開発が可能となる。具体的には、ログインID、コントロールパネル、利用料金請求などが連携し、両サービスのシームレスな利用が可能になるとのこと。

「ニフティクラウド mobile backend」から「Monaca」への連携イメージ

 今後は、ソニックスが提供するモバイルテストプラットフォーム「Scirocco Cloud」や、5Rocksが提供するプロダクトやサービスを成長させていくためのアクションや、そのための技術・ノウハウを支援するツール(グロースハックツール)「5Rocks」などと連携する予定。

川島 弘之