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KDDI、クラウド基盤ユーザー向けにラックのセキュリティ監視サービスを提供

 KDDI株式会社は20日、クラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス」上に構築したシステムを監視し、不正アクセスなどの被害を受けた場合にユーザーへ通知する「JSOCセキュリティ監視」を提供開始すると発表した。株式会社ラックのセキュリティ監視センターJSOCが、24時間365日体制での監視を実施する。

 具体的なサービスとしては、ファイアウォールやIPS(侵入防御システム)のログをリアルタイムに分析し、不正アクセスやサイバー攻撃といったインシデントの発生有無を監視する「セキュリティ監視」、不正アクセスなどを検出した場合に、メールや専用ポータルサイトでユーザーへ通知する「インシデント通知」を提供する。

 また、インシデント発生状況を月次でレポート化するほか、インシデントの内容や必要な対策への問い合わせを専用ポータルサイトから受け付けるとのこと。

 価格は月額8万円(税別)からで、利用にあたっては、別途、拡張ファイアウォールの契約が必須。また、サイト(データセンター)単位での提供となる。

石井 一志