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ソフトクリエイト、バラクーダのWAFアプライアンスを販売開始

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)と株式会社ソフトクリエイトは30日、ソフトクリエイトが、バラクーダのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)アプライアンス「Barracuda Web Application Firewall」を一次代理店として取り扱うと発表した。

 Barracuda WAFは、Webアプリケーションをさまざまな攻撃から保護するためのアプライアンス。SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリなどのWebアプリケーションを狙う攻撃からシステムを保護できる。特徴は、一般的なWAFソリューションと比べて容易にセットアップできること、また中堅・中小企業(SMB)での利用に適した価格帯に設定されていることで、製品形態としては、物理・仮想の両アプライアンスが用意されている。

 ソフトクリエイトでは、近年のWebハッキングニュースの増加に伴い、WAFソリューションに関する問い合わせが急増したことを受け、WAFの取り扱いを検討。Barracuda製品が他社のWAFと比べて機能性に優れる点、セットアップが容易である点、さらにソフトクリエイトが得意とするSMBマーケットのニーズに合致する価格帯である点などから、取り扱いを決めたという。

 なおバラクーダとソフトクリエイトは、2011年より販売代理店契約を締結しており、バックアップアプライアンスの「Barracuda Backup」をはじめ、製品の販売でパートナーシップを築いてきた。ソフトクリエイトはそのラインアップにBarracuda Web Application Firewallを加えることで、日本国内のWAF市場におけるシェア拡大を図るとしている。

石井 一志