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dit、アプリケーション解析や性能を強化したネットワーク監視システム

管理画面イメージ

 株式会社ディアイティ(dit)は30日、米WildPacketsのネットワーク監視システムの新版「WatchPoint 3.0」を、11月1日より販売開始すると発表した。

 WatchPointは、SNMPやパケット情報をグラフィカルに表示できるネットワーク統合管理システム。sflowやNetflowの統計表示にも対応するほか、WildPacketsの独自技術であるOmniFlowを利用したパケットレベルでの解析も行えるため、管理者は、遠隔地からでもトラブルの原因究明を行えるという。

 新版ではさらに、Oracle Financials、SAP、NetSuiteなどのビジネスアプリケーション解析を容易に行えるようにするため、IPパケットを優先度によりクラス分けするDSCP(Differentiated Services Code Point)、およびアプリケーションのラベリングに対応した。

 またパフォーマンス面では、最大100セグメント、5万フロー/分のネットワークを監視でき、収集したデータは、1分単位で最大1年間の統計情報レポートとして提供可能としている。

 価格は、アプライアンス一式で198万円(税別)から。

石井 一志