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NEC、最新のXeonを搭載した1ソケットのエントリーサーバー3製品

Express5800/T110f-E

 日本電気株式会社(NEC)は16日、x86サーバー「Express5800シリーズ」において、1ソケットのエントリーサーバー3製品を発表した。またNASストレージ「iStorage NSシリーズ」の2製品も同時に提供する。

 今回発表されたサーバーは、タワー型サーバー「Express5800/GT110f」「Express5800/T110f-E」と、スリムタワー型サーバー「Express5800/T110f-S」の3製品。最新のXeon E3-1200 v3シリーズを採用し、処理性能を従来比で最大10%向上させたほか、USB 3.0ポートを標準搭載し、内蔵バックアップ転送速度を従来比約3.2倍に向上させているのが特徴という。さらに、冗長電源やホットスワップでのHDD/SSD交換に対応し、信頼性を向上させている。

 価格は、Express5800/GT110fが11万5000円(税別)から、Express5800/T110f-Eが16万5000円(税別)から、Express5800/T110f-Sが26万円(税別)から。

 一方のNASでは、スリムタワー型の「iStorage NS100Td」と、ラック型の「iStorage NS300Rd」が提供される。いずれも4TB HDDを搭載できるので、最大容量は従来比約1.3倍の16TB(iStorage NS100Tdは8TB)まで向上した。

 また、サーバーと連携させて一次バックアップを行う際のデータ転送速度を従来比約1.4倍に、一次バックアップデータをストレージ内の内蔵データカートリッジへコピーして保管する二次バックアップの転送速度を従来比約3.2倍に向上させているとのこと。

 価格は、NS100Tdが19万8000円(税別)から、NS300Rdが39万8000円(税別)から。

石井 一志