ニュース

テラスカイ、クラウド型連携サービス「SkyOnDemand」でAPIを利用可能に

 株式会社テラスカイは10日、クラウド型連携サービス「SkyOnDemand」において、API機能などを追加し、11月10日より提供開始すると発表した。

 SkyOnDemandは、SalesforceやAmazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドサービスと、企業内の基幹システム、あるいはほかのクラウドサービスとのデータ相互連携を行える、SaaS型のデータ連携サービスである。

 今回は新たに、 SkyOnDemandの各種操作・処理を外部から実行できるAPIが公開された。これによりサービス提供事業者は、自社サービスとほかのサービスとの連携を、SkyOnDemandを使って初期構築し、SkyOnDemand APIの呼び出しによって容易に横展開できるようになるという。

 また、アダプタをWebアダプタとRESTアダプタの2つに分け、それぞれ機能を追加しました。Webアダプタではブラウザ操作の自動化を、RESTアダプタではRESTfulサービスの呼び出しに必要な多くの機能を実装しているので、これまでのWebアダプタでは接続が難しかったクラウドサービスとも、簡単に接続可能としている。

 さらに、これまでは限定的に提供していた連携サーバーのスケールアップオプションを、全ユーザーが利用可能になった。このオプションにより、CPUの追加による処理速度の向上や、大容量メモリを要する処理の実行を簡単に実現できる。

石井 一志