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CSK Win、ワークフロー製品をスマートデバイスに対応させるオプション

 株式会社CSK Winテクノロジ(以下、CSK Win)は7日、ワークフローソリューション「Smart Workflow」において、スマートデバイスから利用可能にするための「Smart Workflow モバイル対応オプション」を提供すると発表した。11月1日より販売開始する。

 Smart Workflowは、稟議(りんぎ)承認や各種申請などの申請作業を効率化するワークフローシステム構築ソフト。多段階の承認や差し戻し設定など、日本企業で必要とされる複雑な承認ルートを容易に設定できる点が特徴という。

 今回発表されたオプションは、外出先のスマートデバイスからSmart Workflowを操作できるようにするもの。スマートデバイスにアプリをインストールすることで、Smart Workflowで申請された各種申請に対し、スマートデバイスから「承認」「否認」の操作を行えるという。

 アプリでは、起動するだけで承認依頼の状態が一覧で確認できるほか、タッチ操作に最適化された画面設計を行っており、簡単な操作を実現。また、申請書に添付されたWordやExcelなどのファイルも参照できる。

 さらに、SCSKが提供するモバイル開発/実行環境の「Caede(カエデ)」を利用することで、さまざまなスマートデバイス環境での動作に対応したとのこと。異なるウインドウサイズへの対応についても、米国で特許を取得している「Elastic(伸長圧縮技術)」を使用することにより、ソースコードを変更せずに実現している。

 オプションの価格は100ユーザーで30万円(税別)から。CSK Winでは、2014年3月末までに50本の販売を目標としている。

画面例

石井 一志