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日立システムズ、ユニファイドコミュニケーション環境をワンストップ提供するソリューション

 株式会社日立システムズは27日、ユニファイドコミュニケーション環境の設計から構築、運用、保守までをワンストップで提供する「NETFORWARD ユニファイドコミュニケーションサービス」を発表した。同日より提供開始する。

 「NETFORWARD ユニファイドコミュニケーションサービス」は、電話、メール、テレビ会議、インスタントメッセージング(IM)などの各種コミュニケーションツールを統合し、相手の状況にあわせた通信手段でコミュニケーションを取れる、ユニファイドコミュニケーションを実現するサービスである。

 日本マイクロソフトの「Lync」や、PBXと連携するプレゼンスビューワーなどのツールを利用して、ユーザーが連絡したい相手の在席状況をフリーアドレス環境でも確認できるため、相手の状況にあわせたコミュニケーション手段をとることができる。

 これにより、相手のスケジュール確認や伝言によるタイムラグをなくし、情報伝達を円滑に行えるとのこと。また、構築から運用、保守、問い合わせサポートまでを日立システムズがワンストップで提供する点もメリットとしている。

 なお、以前から提供している日立のIP-PBX製品「NETTOWER CX-01」や、ビデオ会議システム「Wooolive」、米LifeSize Communicationsのビデオ会議製品「LifeSizeシリーズ」、モバイル通信サービスなどとも連携できるので、既存の資産を生かした効率的なコミュニケーション環境を実現するとした。

 日立システムズでは日立グループ各社と連携し、複数拠点を持つ企業を中心に「NETFORWARD ユニファイドコミュニケーションサービス」を拡販する考えで、2015年度末までに累計250社、7億円の販売を目標としている。

石井 一志