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SBT、ビッグデータ活用をトータルに支援するプラットフォームサービス「4D Pocket」

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は26日、企業のビッグデータ活用を推進するSaaS型ビッグデータプラットフォームサービス「4D Pocket(フォーディーポケット)」を発表した。2013年10月25日よりサービス提供を開始する。

 4D Pocketは、ビッグデータの管理と分析にかかわる、一連のライフサイクルを支援するSaaS型のサービス。データの収集から、保存、処理、出力、管理までの流れをフルスタックで提供する点が特徴という。

 データの収集に関しては、Google アナリティクスに代表されるWebアクセス解析ツールや、システムログ、社内業務システムのデータ、ソーシャルデータなどあらゆるデータに対応。テーブル生成やデータ正規化は4D Pocketが行うため、ユーザーはそれらを意識せずに利用できるほか、データインポートのテンプレートが用意されているので、簡単にインポートを行えるとしている。

 こうして集められたデータは、必要に応じて圧縮処理を行い、最適な状態で保存する。また、保存データを出力しやすくするための加工を行って、大容量データの高速クエリを可能にするとのこと。

 出力形式についても、定型的なレポーティング出力やBIツール、データサービスでデータ分析に活用可能。CSVファイル、Excelレポート、QlikViewレポートなど、さまざまな形で出力したりBIツールと連携したりすることができる。

 価格は、ストレージ容量500GBのプランで初期費用が12万円、月額費用が12万円から。なお、90日間の無償トライアルサービスも用意されており、同日より受付を開始している。

石井 一志