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キヤノンITS、PC認証・暗号化ソフト「CompuSec」の中・大規模向け製品

 キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は12日、PCからの情報漏えいを防ぐセキュリティソフト「CompuSecシリーズ」のラインアップと価格体系を再整備すると発表した。

 CompuSecシリーズは、モバイルPCやデスクトップPCを対象にした個人認証・暗号化セキュリティツール。OS起動前に行うプリブート認証により、第三者のPC起動を防ぐほか、AES(256ビット)によりHDDを丸ごと暗号化することで、保存されるデータの安全性を高めている。

 今回は、以前より提供している中小規模向けのライセンス製品「CompuSec Basic Edition」と、個人向けの「CompuSec SW」に加えて、中~大規模向けライセンス製品「CompuSec Standard Edition」を新たにラインアップした。

 このCompuSec Standard Editionは、CompuSec SWと管理ツール「GlobalAdmin Lite」をセットにした、中~大規模向けのライセンス製品。CompuSec Basic Editionは、必要最小限の機能を持ち、管理ツールが不要だったのに対し、管理機能を付加することで、より大規模に対応可能となっている。

 CompuSec Standard Editionの価格は、1ライセンスあたりの価格例は、5~19ライセンスの場合で1万2500円(税別)、200~499ライセンスの場合で1万900円(税別)。管理ツールは20万円(税別)となっている。

 またCompuSec Basic Editionについては、今回よりライセンス数に応じたボリュームディスカウントが設定された。1ライセンスあたりの価格例は、5~19ライセンスの場合で8000円(税別)、200~499ライセンスの場合で7500円(税別)。

石井 一志