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参天製薬がBYOD、ソリトンのモバイルプラットフォーム「DME」で保護

 株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は6日、参天製薬株式会社にモバイルプラットフォーム「DME(ダイナミック・モバイル・エクスチェンジ)」を提供したと発表した。

 参天製薬は、業務効率向上のためスマートフォンの利用を検討、利便性とコストを両立させるソリューションとしてBYOD(私物端末の業務利用)を選択。スマートフォンから社内情報にアクセスする際のシステム条件として「安全性を確保した上で社内情報にアクセスできること」「データの公私分離ができプライバシーに配慮できること」「さまざまな機種や通信キャリアに対応できること」を重視し、これらの条件に基づいて各種ツールを比較・検討した結果、DMEの採用を決めた。

 DMEは、セキュリティと利便性を両立したスマートデバイスの業務活用を支援するソリューションで、端末内に「セキュア・コンテナ」と呼ばれる領域を確保。業務に関係するアプリやデータはこの領域内で管理し、会社のデータとそのほかのデータを分離することでBYODを実現する。

 選定の決め手となったのは、「セキュア・コンテナによって高いセキュリティを保ちつつ、個人のプライバシーにも配慮できる」「オフラインでも利用できる」「ソリトンによるサポートが充実している」など。

 参天製薬では外出中、移動中、待ち時間でも会社のメールが確認可能となり、すき間時間の有効活用が実現。現在、約200名が利用しており、利用希望者に随時拡大していく。また、DMEからさまざまなWebアプリを使うことも検討し、さらに活用範囲を広げる予定。

川島 弘之