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パナソニック、法人向けの20型タブレット端末~4K表示に対応

TOUGHPAD 4K

 パナソニック株式会社は6日、4K表示に対応した20型タブレット端末「TOUGHPAD 4K」を発表した。法人向けに、12月上旬の発売を予定する。価格はオープン。

 「TOUGHPAD 4K」は、3840×2560ドットの表示が可能な20型タブレット端末。パネルはIPSαタッチパネルを採用し、A3サイズの紙面をほぼ同じサイズで表示できるほか、机の上に置き、取り囲んでどの方向からも見える広視野角の液晶を採用していることから、この端末を囲んでの打ち合わせを行えるなど、新たなワークスタイルを提案できるという。

 また、重量が約2.35kgと軽く、本体の厚みも12.5mmと、さほどかさばらないことから、必要な現場に持ち出すことも可能とのこと。TOUGHPADブランドならではの頑丈性についても、一般的な机の高さ(76cm)からの落下を想定した落下試験(動作時/底面方向)と、30cmの高さからの落下試験(非動作時/26方向)をクリアしている。

 さらに、視差が少ない電子タッチペンをオプションで用意した。このペンを利用した場合、ペン先と描画のズレが生じることがほとんどなく、キャリブレーションも不要という。

 主な仕様は、標準モデルの場合、CPUがCore i5-3437U(1.90GHz、デュアルコア)、4GBメモリ、128GB SSD、NVIDIA GeForce 745M、Windows 8.1 Pro(64ビット)といった構成。この上位モデルとして、メモリを8GB、SSDを256GBに変更したスマートカードリーダー対応モデルも用意される。

 USB 3.0、SDXCカードスロット、音声入出力などのインターフェイスを備え、デジタルコンパス、加速度、照度、角速度といったセンサーも内蔵する。また、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0などの通信機能を搭載した。

 サイズは475×334×12.5mm(高さ×幅×厚さ)、バッテリ駆動時間は約2時間。

石井 一志