CTCのクラウド型ファイル共有サービスとe-Janのリモートアクセスサービスが連携

連携した画面のイメージ

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）とe-Janネットワークス株式会社（以下、e-Jan）は6日、CTCの法人向けクラウド型ファイル共有サービス「SmartBiz+」と、e-Janのリモートアクセスサービス「CACHATTO（カチャット）」が連携すると発表した。

　CACHATTOは、社外のモバイル端末から、社内のメールやスケジュール、グループウェアなどへ安全にアクセスできるようにするリモートアクセスサービス。CACHATTOサーバーを通じてシンクライアント型のアクセスを行う仕組みにより、従来のVPN方式を採用した製品・サービスよりも、優れた操作性や閲覧性を提供できるという。

　一方のSmartBiz+は、1ユーザーあたり月額735円から利用できる企業向けのオンラインファイル共有サービス。企業向けの管理機能を備えているので、社内外のスマートフォン、タブレット端末、PCなどからセキュアにデータを共有できる点が特徴である。

　今回の連携では、CACHATTOのポータルにSmartBiz+のアイコンが追加できるようになった。これによって、メール、グループウェア、自社ファイルサーバーの閲覧といった社内情報共有をCACHATTOで行う一方、顧客へのカタログ提示、画像や音声といった現場の情報の収集、他社とのファイル共有などの社外情報共有をSmartBiz+で行うといった、スマートデバイス活用を促進できるとのこと。追加費用は特にかからない。

　両社では、「外出先で快適にファイル閲覧をしたい」「セキュアに画像やテキストを共有・報告したい」「複数企業で進めるプロジェクトで情報共有したい」といったシーンで有効に利用可能としている。