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富士通マーケティング、「GLOVIA smart きらら 販売コンソーシアム」を立ち上げ

 株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)は29日、全国のパートナーとの協業により、「GLOVIA smart きらら 販売コンソーシアム」を8月1日付けで発足したと発表した。中堅・中小向け販売管理システム「GLOVIA smart きらら 販売」をベースに、多様化する顧客のニーズに対して、柔軟かつ迅速に対応することが目的という。

 2012年10月より販売開始された「GLOVIA smart きらら 販売」は、中堅中小企業のビジネス成長に合わせたシステム拡充や、細業種ごとの商習慣・固有業務に対応が可能な点が特徴。すでに、多数の導入実績が出ているというが、FJMでは全国のより多くの企業へ提供することで、中堅・中小市場におけるブランド価値向上を目指し、コンソーシアムを発足する。

 同コンソーシアムは当初、開発を中心とする23社のパートナーでスタートし、開発ルールの共通化、参画パートナーの業種業務ノウハウをもとにしたテンプレート化を促進することで、品ぞろえの拡充を実施するとのこと。また今後は、販売を中心とするパートナーや、EDIやBIなど連携商品を提供するアライアンスパートナーを加え、中堅中小市場のビジネス拡大を推進する計画だ。

 なお、コンソーシアムの参画パートナーに対しては、FJMが培ってきた提案ノウハウと参画パートナーの業種ノウハウを融合した教育プログラムを実施するほか、リード開拓を含めた、新しいWebプロモーション施策の中核となる会員向けポータルサイト「コンソーシアムnet(仮称)」への参加によるビジネス拡大、参画パートナー同士による新しいビジネススキーム構築など、各種メリットを提供するとしている。

石井 一志