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三井情報、600台以上のスマートデバイス管理にモバイルアイアンのMDMを導入

 モバイルアイアン・ジャパンは21日、三井情報株式会社がモバイルアイアンのMDM(モバイルデバイス管理)を導入したと発表した。

 三井情報では、ノートPCからiPhone/iPadへと持ち出しデバイスの転換を図るとともに、社内のメールシステムをオンプレミスから大手クラウドサービスへとリプレイス。外出先で社内メールを読み書きすることが多くなるクラウド環境で、確実なモバイルデバイス管理ソフトとしてワールドワイドで多くのユーザーに使用されているという実績から、モバイルアイアンのMDMを選定したという。

 導入にあたっては、強固なMDM機能を備える製品を第一条件とし、メールの添付ファイル保護を最も重視。モバイルアイアンの「リモートワイプ機能」「マップ機能」「ポリシープッシュ機能」を高く評価し、添付ファイルからの情報漏えいに活用。アプリケーションのホワイトリストも管理し、自社で提供している業務用アプリケーションを許可し、新規に許可外のアプリケーションをインストールすると、業務アプリケーション上の情報が自動的に削除される機能も活用しているという。

 三井情報では、昨年9月からMDMの導入を開始し、現在、iPhone、iPadを合わせて600台以上のスマートデバイスに搭載。今後は、PCも含めたBYODの実現を目指していく計画で、モバイルアイアンのMAM(Mobile Application Management)やMCM(Mobile Content Management)機能の導入も検討していく予定としている。

三柳 英樹