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NSW、プロジェクトを拠点間で共有管理できるSaaSサービス「Clarizen」

 日本システムウエア株式会社(NSW)は8日、米ClarizenのSaaS型プロジェクト管理ツール「Clarizen」の提供を開始した。

 Clarizenは、「短時間でプロジェクト管理を開始できる」「オンデマンドで短期間の利用ができる」「インターネットで拠点間での情報共有ができる」といった特徴を持つSaaS型プロジェクト管理ツール。

 ハードウェアやソフトウェアなどの事前準備が不要で、導入後のメンテナンスなど付帯作業も発生しないため、管理者はプロジェクト管理に集中できる。Webアプリケーションとして提供されるが、ユーザーインターフェイスは表計算ソフトのように扱えるという操作性も特徴。オンライン環境により一元化されたプロジェクト情報を複数拠点からリアルタイムに共有できる。また、カスタマイズ機能で独自の項目やルール・処理を定義するといった拡張性も備える。

 主な機能は、プロジェクト管理、レポートとダッシュボード、タイムトラッキング、予算管理、チームコラボレーション、問題管理、タスク管理など。

 今後、NSWは同製品を活用した提案、初期導入における利用方法・導入ルールの検討、システム設定の支援を行う。Webサイトでは30日間無料トライアル版も提供している。

川島 弘之