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バッファロー、ラック型エンタープライズNASに容量48TB・36TBのモデルを追加

テラステーション7000シリーズ

 株式会社バッファローは8日、HDDを12基搭載可能なエンタープライズ向けのハイエンドNAS「テラステーション7000シリーズ」において、36TB(3TB HDD×12)、48TB(4TB HDD×12)の大容量を搭載した新モデルを提供すると発表した。

 「テラステーション7000シリーズ」は、2Uサイズのラックマウント型形態で提供される、12ベイのエンタープライズ向けNAS製品。データセンターおよび基幹業務システムのバックアップストレージといった用途を想定している。

 CPUにはAtomやARMプロセッサではなくXeonを採用したほか、DDR3メモリを最大8GB搭載でき、エンタープライズサーバーのバックアップにも耐える性能を実現したという。また電源も2系統の冗長電源を搭載。HDDは、高頻度アクセス・常時稼働用途向けに設計されているニアラインHDDを搭載し、信頼性をより高めたとのこと。

 従来、HDDは2TBディスクが採用されており、24TB容量のモデルが販売されていたが、今回、さらなる大容量を求める声に応えて、36TBモデルと48TBモデルがラインアップされた。

 価格はそれぞれ231万円、178万5000円で、いずれも受注生産となる。

石井 一志