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NEC、法人向け10.1型Windows 8タブレット「VersaProタイプVT」～専用のBTキーボードも提供
（2013/8/1 13:00）
日本電気株式会社（NEC）は1日、法人向けの10.1型Windows 8タブレット「VersaProタイプVT」を発表した。9月下旬から10月上旬の販売開始を予定する。
「VersaProタイプVT」は、Atom Z2760（1.8GHz）を搭載した10.1型Windows 8タブレット。強化ガラス「Dragontrail」を採用するほか、防滴テストをクリアした頑強設計を採用するなど、持ち運びや利用時の破損リスクを低減させた。また、タブレット本体を立てかけられる、Bluetooth接続の専用キーボードをオプションで選択でき、ノートPCのように利用することも可能になっている。
NECでは、企業以外に文教市場も視野に入れているとのことで、精細な描画や文字入力などが可能なデジタイザ機能を搭載し、画面に手をついたままペンでの入力が可能となるなど、自然な入力を実現。子どもの手書き文字入力学習などにも利用できるという。
最小構成では、Atom Z2760、2GBメモリ、64GBストレージ、1366×768ドット表示対応10.1型タッチ液晶、Windows 8（32ビット）を搭載して、参考価格12万8000円（税別）から。OSをWindows 8 Proに変更した場合すると13万7500円（税別）からになる。なお、Bluetoothキーボードは2万3000円（税別）。
インターフェイスは、USB 2.0、ミニHDMI出力、microSDカードスロット、音声入出力と、充電用のMicro USBを搭載。通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0を備え、BTOでLTE（NTTドコモ）にも対応可能だ。このほか、800万画素の背面カメラと200万画素の前面カメラも搭載した。
サイズと重量は、262.6×164×9.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約590gで、オプションのBluetoothキーボードと合わせても約943gとなっている。バッテリ駆動時間は約10時間。
今後、Microsoftが公開予定のWindows 8.1にも対応が予定されている。
【お詫びと訂正】
初出時SDカードスロットと記載しておりましたが、microSDカードスロットの誤りでした。また、防滴に関する表現を一部あらためました。お詫びして訂正いたします。