ニュース

ソリトン、大量のPC操作ログを分析するソリューション「InfoTrace PLUS Analyzer」

 株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は29日、PC操作ログを短時間で分析し、セキュリティ対策に活用するソリューション「InfoTrace PLUS Analyzer」を発表した。8月26日より出荷開始する。

 「InfoTrace PLUS Analyzer」は、PC操作ログ収集ソフト「InfoTrace PLUS」で収集したログを多角的に分析できるソリューション。この結果をサイバー攻撃・内部不正・情報漏えい対策に生かせるとのことで、ソリトンの統合ログ分析アプライアンス「NetAttest BigData」の分析ツールの1つとして提供される。

 特徴は、約30億レコードのログ検索結果を約1分で表示する高いパフォーマンス。これによって、管理者の負担削減を実現するほか、複雑な設定を行うことなく、セキュリティ対策やインシデント対応に役立つ分析結果を、わかりやすい表やグラフなどで表示できるという。

 さらに、現状をすぐに把握できるサマリ分析だけでなく、ユーザー名やホスト名を入力するだけで、PC操作時間、ファイル削除・印刷・持ち出し状況、リモートデスクトップ接続の状況など、関連する情報を徹底的に洗い出すことも可能。従来のPC操作ログ分析で難しいとされてきた、ログ蓄積状況の可視化やチューニングに役立つ分析も用意されているとのことで、効果を確認しながら不要なログを削減できるとしている。

 価格は、InfoTrace PLUSからNetAttest BigDataへの1日のログ送信量が10GB以下の場合、845万円(税別)。別途、InfoTrace PLUSとNetAttest BigDataの本体費用が必要になる。

石井 一志