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KVH、クラウドサービスとも接続できる統合型VPNサービス「KVH NetXpress」

 KVH株式会社は25日、クラウドサービスとも接続可能な統合型VPNサービス「KVH NetXpress」を、同日より提供開始すると発表した。

 KVH NetXpressは、顧客の拠点からアクセス回線を経由し、さまざまなサービスにアクセスできるVPNサービス。データセンターコロケーション、マネージドITサービス、KVHのVPN、仮想ファイアウォールによるインターネット接続や、KVH IaaS、KVHプライベートクラウドへのアクセスに対応しており、必要なシステムをシームレスに統合し簡素化することで、顧客のITインフラを最適化できるため、所有コストの低減が可能になるという。

 なおサービスは、各拠点や各種サービスゲートウェイに接続する「NetXpress VPN」、NetXpress VPNと顧客の拠点を接続するアクセス回線の「NetXpress Access」、NetXpress VPNとKVHのITマネージドサービスやクラウドサービスを接続する「NetXpress Service Gateway」などから構成される。

 価格例は、仮想ファイアウォール機能を備えた、最大1Gbpsのインターネット回線の場合、各拠点10Mbpsあたり5000円から。

 現在の対象エリアは東京のみだが、KVHでは今後、新たなサービスゲートウェイを順次追加し、日本全国へと対象エリア拡大するとともに、他社クラウドサービスへの接続にも対応するとしている。

石井 一志