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モバイルWebアプリ実行基盤「快作モバイル+」に印刷・手書き機能

 株式会社日立ソリューションズ・ビジネスは24日、HTML5に対応したモバイルWebアプリ実行基盤「快作モバイル+」に、印刷・手書き機能を追加した。

 快作モバイル+は、スマートデバイスを利用したシステムを手軽に構築できるWebアプリ実行基盤。例えば、既存の業務Webシステムをモバイル端末からアクセスして、カメラ機能や手書き機能を利用できるモバイル対応システムへ改築できる。

 特徴は、オフラインでも利用できるWebアプリを開発できる点、業務利用に必要なセキュリティ機能を搭載している点、業務Webシステムに多様なデバイス機能(カメラ機能、手書き機能など)を容易に組み込める点。

 スマートデバイスから業務システムへのアクセスを実現するHTML5対応セキュアWebブラウザや、オフライン機能(画面/暗号化DB)、写真撮影/GPSといった機能を備える。

システム構成例

 今回は新たに、A4モバイルプリンタでの印刷・手書き機能を追加した。印刷機能では、セキュアWebブラウザで表示するWebページを印刷でき、iPad/iPhoneではPDFファイルの印刷にも対応。プリンタは持ち運び可能なA4プリンタ、およびAirPrint対応プリンタ(据え置き型)をサポートし、Webページ/PDFごとに印刷可否を指定できるため、セキュリティの面から社外での印刷を控えたいページや資料については印刷を制限できる。

 手書き機能では、タッチパネルを生かした「手書きサイン」および「画像/撮影写真への手書きメモ」をサポート。これにより、業務完了のサインや撮影写真に印やコメントをつけられるようになった。

 価格は1万290円/ユーザーから。

川島 弘之