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NTT東日本、教職員の負荷軽減を支援する校務支援クラウドサービス「おまかせ校務」

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、クラウド型の小中学校向け校務支援サービス「Bizひかりクラウド おまかせ校務」(以下、おまかせ校務)を、8月23日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 「おまかせ校務」は、EDUCOMの校務アプリケーション「EDUCOMマネージャーC4」をクラウド対応させ、教職員の事務処理などの効率化を支援する校務支援サービス。NTT東日本が提供している「Bizひかりクラウド ホスティングサービス」のサーバー上にアプリケーションを搭載し、教育委員会、あるいは学校内の教職員での情報共有を実現するグループウェア、成績などの情報を一元管理できる成績処理、児童・生徒の健康状態を共有できる保健情報管理など、全30機能を提供する。

 ユーザーは、これらの機能から必要とするものを選択して利用できるため、導入コストを最適化可能。また、サーバーなどのハードウェア選定、設置、設定に要する時間と作業負荷を軽減できる、クラウドならではのメリットを提供可能なほか、段階的な機能追加・拡張にも柔軟に対応するとしている。

 さらに、校務アプリケーションはデータセンターに集約されることから、自治体、教育委員会のシステム運用や資産管理などにおける、IT管理の負荷を軽減可能な点もメリット。導入時に必要となるネットワーク回線の手配、導入に伴う教職員への操作説明といった導入サポートや、利用開始後のヘルプデスクについても、トータルでサポートする。

 なお帳票についてはカスタマイズに対応しており、現在利用している帳票様式に合わせることも可能。通知表では、1000校、3000パターンを超えるオリジナル通知表に対応するとのこと。

 ラインアップには、全30機能から自由に選択できる「個別選択メニュー」以外に、グループウェアなどの基本機能をパッケージした「グループウェアパック」、成績処理を含むパッケージの「成績パック」、両者を併せた「グループウェア+成績パック」も用意した。

石井 一志