ニュース

日本HP、キャンパス向けレイヤ2スイッチ8モデル~PoE給電対応の48ポート製品も

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は5日、キャンパス向けレイヤ2アクセススイッチ「HP 2530 Switchシリーズ」において、エントリークラスのスイッチ8モデルを追加すると発表した。100Mbps対応の6モデルと、1Gbps対応の2モデルを新たに提供する。

 「HP 2530 Switchシリーズ」は、CLI管理に対応し、企業や学校などのビル/建屋間のネットワーク接続に適した、キャンパス向けのレイヤ2スイッチ製品群。IEEE 802.1X/MAC/Webといった認証機能やACL(アクセス制御リスト)機能などのネットワークアクセスセキュリティを提供できる。また、通信が行われていない場合に電力を抑制するEnergy Efficient Ethernet(EEE)に対応し、省エネ性を高めているとのこと。

 今回の新製品では、100BASE-TX/10BASE-T対応の8ポート、24ポート、48ポートと、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の8ポートモデルを用意したほか、それぞれについてPoE/PoE+給電対応、非対応のモデルをラインアップする。スイッチ全体での最大給電容量は、8ポートモデルが67W、24ポートモデルが190W、48ポートモデルが370W。

 価格例は、1000BASE-T×8ポートのPoEモデル「HP 2530-8G-PoE+ Switch」が9万1100円、PoE非対応モデル「HP 2530-8G Switch」が7万5600円。100BASE-TX×48ポートのPoEモデル「HP 2530-48-PoE+ Switch」が22万8900円、PoE非対応モデル「HP 2530-48 Switch」が11万250円、など。いずれのモデルもライフタイム保証に対応している。

石井 一志