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Windows 8やAndroid 4.2に対応した「ARCACLAVIS Ways SSO」新版

認証サーバーがクラウド型のSSOソリューション

 ジャパンシステム株式会社は4日、クラウド型シングルサインオン(SSO)ソリューションの新版「ARCACLAVIS Ways SSO V4.1」を発売した。

 ARCACLAVIS Ways SSOは、ユーザーのパスワード管理を自動化し、パスワードをユーザーに教えない運用によりセキュリティを強化できるSSOソリューション。認証サーバーをクラウド上で提供し、「短期間」「低コスト」「明日から始められる」のが特徴。Office 365、Google Apps、Salesforce.comなどのクラウドサービスだけでなく、レガシーなC/SシステムにもSSOを提供する。

 新版では、パスワード変更時の誤操作によってログインできなくなった場合の「ユーザー本人によるパスワードリセット機能」を追加した。また、Windows端末だけでなく、Android/iOS端末においても、管理者により許可されているSSO対象システムへの初回ログイン時に、ユーザー本人によるID/パスワード/そのほかの情報の入力で認証サーバーに覚えさせ、次回からはSSOを行えるようになった。Android/iOS端末でもユーザー主導によるID/パスワード管理が行えるため、初回導入時の管理者側の作業負荷を軽減できるという。

 管理機能面では、CSVファイルによる一括登録機能を強化した。動作環境も拡充し、クライアントOSとしてWindows 8 Enterprise、Android 4.2に対応。Active Directory連携サーバーとして、Windows Server 2012に対応した。Windows Server 2012のNetwork Load Balancingにも対応し、複数のWebサーバーを構築しての負荷分散が可能になった。

川島 弘之