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横河レンタ・リース、タブレット端末と富士ソフトのドキュメント管理クラウド「moreNOTE」をセット販売

 富士ソフト株式会社は24日、横河レンタ・リース株式会社とドキュメント管理サービス「moreNOTE」に関する販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い横河レンタ・リースは、タブレット端末とクラウド版の「moreNOTE」をセットにして月額提供するサービスを、6月26日より開始する。

 moreNOTEは、ドキュメントや動画、画像などをサーバーで一元管理し、iPad/iPhone、Windows 8/RTタブレットから簡単に閲覧できるサービス。ポインターやペンツール機能、ペアリング機能を備えているため、ペーパーレス会議やプレゼンテーションなど、さまざまなシーンでスマートデバイスを活用できるという。

 ラインアップとしては、管理サーバーを社内環境などに設置するオンプレミス版と、クラウドサービスとして利用するクラウド版があり、今回はタブレット(Windows 8/iPad)のレンタルサービスと、クラウド版のmoreNOTEをセットにしたサービスを、横河レンタ・リースが提供する。

 このサービスは月額課金形態で提供され、必要な期間だけ利用可能。そのため、タブレット機器購入費用が課題でタブレット導入が難しかった企業も、費用の平準化や最適な期間での利用が可能になるという。また最短1カ月からの短期利用にも対応するので、タブレットの本格導入に向けたトライアルや、不定期開催のイベントセミナーなどでも活用できるとしている。

 moreNOTEライセンスの価格は、1~30IDの場合は月額1200円/ID、31ID以上の場合は月額600円/ID。moreNOTEディスクの場合は1GBあたり月額1200円。また別途3万6000円の初期費用や、端末のレンタル料金が必要となる。

 なお横河レンタ・リースでは、このサービスの提供を記念して、初期費用を無料とするほか、端末のレンタル費用を割り引くキャンペーンを9月30日までの期間限定で実施するとのこと。

石井 一志