ニュース

ユーザー認証後に印刷物を出力、日立INSがセキュアプリント製品「Anywhere Print」

 日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア株式会社(以下、日立INS)は11日、セキュリティ製品群「Secure Unify」の新ラインアップとして、セキュアプリントシステム「Secure Unify/Anywhere Print」(以下、Anywhere Print)を発売した。

 Anywhere Printは、メーカーや機種の異なるプリンタが混在するオフィス環境や、拠点が複数ある環境でも、ユーザー認証したあとに印刷物を出力するセキュアな印刷環境を実現する製品。クライアントPCから印刷要求された印刷物をプリンタサーバーで一元管理し、個々のプリンタに対応づけられたカードリーダーでユーザー認証を行うと出力できる。

 ロケーションフリーとしてオフィス内のどのプリンタからでも出力可能となるほか、拠点が複数ある企業などでも、社内LANに接続されていてプリンタサーバーと通信が可能な状態であれば、オフィスをまたいで印刷出力が可能となる。

 印刷物を使用する場所で出力することで情報漏えいを防ぎ、履歴管理によって不正印刷を抑止することも可能。また、プリンタでユーザー認証を行うことで、印刷物の放置も防げるという。

 価格は100ユーザーライセンス込みで139万6500円から。

(川島 弘之)