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エクシード、AWS運用自動化支援ソリューションを提供

 株式会社エクシードは3日、Amazon Web Services(AWS)運用自動化支援ソリューションを提供開始した。AWS向けの「PCIDSS準拠マネージドサービス」と「運用自動化支援サービス」を提供し、顧客の早期かつ少額投資でのインターネットビジネス立ち上げなどを支援する。

 ネットビジネスにおいて欠かせないのがクレジットカード決済。「PCIDSS準拠マネージドサービス」では、カードセキュリティ基準のPCIDSSに準拠した決済にかかわる運用サービスを、PCIDSS準拠のPCIサービスプロバイダ(レベル1)として認証されているAWS上で構築されたシステムへ適用する。これにより、決済にかかわるインフラシステムを自社で構築・運用する必要がなくなるため、構築・運用コストや時間を削減できるとしている。

 一方の「運用自動化支援サービス」では、運用自動化ツール「Chef」をベースとしたシステム運用自動化フレームワーク「cloudrop」や、同じくChefをベースとしたシステム運用管理ソリューション「AWS OpsWorks」などの各種ツールを、顧客の課題に合わせて選定・導入支援を行う。AWS運用自動化のコンサルティング、自動化スクリプトの作成、関連ツールの検証を実施し、最適な方法でシステム運用コストの削減を支援するという。

 エクシードでは、AWS運用自動化ソリューションを3年で100社へ提供する計画。今後はシステム構築・運用の支援のみならず、AWSの最新サービスを常に研究し、大量ログの解析サービスなど新たなソリューションやサービスを追加していく予定としている。

(川島 弘之)