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IT機器リユース・リサイクルのアンカー、クラウド型セキュリティ「EecoBANK」を提供

 IT機器などのリユース・リサイクル事業を運営する株式会社アンカーネットワークサービス(以下、アンカー)は30日、クラウド型総合セキュリティプラットフォームサービス「EecoBANK(イーエコバンク)」を発表した。7月より提供する。

 EecoBANKは、ファイル操作ログ・Webアクセスログ・印刷ログ・デバイスログの管理が可能な「アクセス管理」、セキュリティパッチ・操作アラーム・デバイス許可の管理が可能な「セキュリティ管理」、ハードウェア・ソフトウェア資産管理が可能な「資産管理」、利用時間管理が可能な「電力・省電力管理」を提供するクラウド型サービス。

 オプションサービスとして「ファイアウォールやURLフィルタなどのマネージドセキュリティサービス」や「IT機器などを対象とした保守サービス」も提供する。

 これまで同社は、法人が不要になった資産を処分する際に「買取サービス」「データ消去サービス」「撤去・引取りサービス」などを提供し、それらに整備や修理をしたあとに、リユース製品として個人や企業に販売してきた。同時に故障などによりリユース不可能な製品については、障がい者施設と協力し、解体・仕訳などの作業による再資源化(リサイクル)を行うなど、環境と障がい者雇用の問題に取り組んできた。これらの事業から得たノウハウを基に、会社資産を守るセキュリティサービスを提供するとしている。

(川島 弘之)